法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

この橋の向こう(研究室編)

 昨日は,書いている時間が無くなってしまって中途半端なところで切れてしまいました。今日はいよいよ研究室の配属と卒業研究のシーンについて書いていこうと思います。完全書下ろしなので,話がまたあらぬ方向に行ってしまうかもしれません。

 結局,真理子が希望する研究室へは,真理子と祐介(元気一杯だけど,成績はパッとしない男子,ちょっとチャラい感じのキャラがよいと思っています),それと他の研究室の抽選に溢れた由美子(超ネクラ,腐女子の典型のようなキャラがよいのではと思っています。スゴイアニメオタクがよいかなと思っています)の3人で,他の研究室のように配属の権利の壮絶な争いもなく(由美子は途中で戦線離脱して真理子らの研究室に逃げ込んできたという設定),すんなり決まってしまうという設定です。

 研究室には,大学院1年生の武史(彼も2次元オタクで,非常にダサい風貌(実はイケメン)という設定),2年生は2人で美紀(男のようなさっぱりした性格,ガンガン物言うタイプ,普段は作業着かジャージしか着ていなくて,ひっつめ髪で眼鏡をかけている,数年後社会人になった姿に驚愕するという設定にしたいと思っています。イメージキャラとしてはエヴァンゲリオン葛城ミサトかなと思っていますが,ちょっと綺麗すぎるかな)と隆浩(爽やか男子,とてもカッコよい風貌,すでにスーパーゼネコン内々定が決まっている,真理子にとって憧れの先輩となる)がいて,学部4年生を含めても6人の比較的こじんまりとした研究室であるという設定にしたいと思います。さらに,研究室に時々顔を出す社会人博士課程5年(大手建設コンサルタント会社に勤めながら,博士号取得のために研究室に所属しているという設定)の秀樹さんというキャラも登場させたいと思います(彼も一癖も二癖もあるキャラで真理子のその後の人生の指導者のひとりとなっていく)。

 この他,研究室の助手には気は優しくて力持ちの吉川さんがいて,真理子の良き相談相手となっていくという設定です。准教授は現在不在(何故いないのか,そのあたりの経緯はスピンオフ映画にしたら面白いのではないかと思っています)という,講座制の研究室としては若干いびつな設定にしたいと思います。本当は,個性あふれる研究室とするために,留学生の胡さん(中国人)とジャデフさん(インド人)も入れたかったのですが,そうすると学園ドラマみたいになってしまうので,ここは涙を呑んでキャストには加えていません(チラッと出てくるのはありかなと思ったりしています)。

 研究室の主は,柳沢正明(“天才柳沢教授の生活”をリスペクトしてこの名前を使わせていただければと思っています(漫画では柳沢良則という名前です)。この漫画(後にテレビドラマにもなっています),ものすごく面白くて全巻確か揃えていたと思います。こんな教授になれたらよいなという私の憧れの存在です)というコンクリート工学が専門で,曲がったことが大っ嫌い,地位や名誉に無頓着,いい加減な態度をとる人には厳しくあたることで学会では有名な教授という設定にしたいと思っています。

 さて,研究室配属の初日,4年生の3人は教授の部屋にいきなり呼ばれます。そして,3人にそれぞれB4サイズの紙に殴り書きした数式や文章が書かれたものを渡されます(以前書いたと思いますが,私の先生が最初の歓迎会の席で,研究室に配属になった3人にわら半紙を渡したのをそのまま使わせてもらいました)。柳沢教授が3人に“それが君たちの卒業研究のテーマである。内容を理解して来週自分たちがどんな方針で研究を進めていくのか私に説明しなさい”と言い,“わからないことは,大学院生と助手の吉川君に聞きなさい”と言って,机に向かって書き物を始めます。しばらく3人は顔を見合わせながらその場に立っていたのですが,それ以上教授が何も言わないので,小声で“失礼します”と言って,部屋を出て,自分たちの研究室に戻ります。

 書き始めたら,妄想がどんどん膨らんで収拾がつかなくなってきました。今日は,このあたりで書くのをやめようと思います。続きはまた明日書きます。一日中書いていたい気分ですが,他の仕事が手につかなくなってしまうので,この辺にしておきます。