法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

アド街ツアー(続きの続き)

 武蔵小金井南口といえば,“カレーのプーさん”が有名です。今回,“出没!アド街ック天国”でも紹介されました。私が独身の頃1度行ったっきり(創業は1980年だそうです。私は1984年に入社して,昨日書いたように小平から飛田給まで通っていたので,その途中の武蔵小金井ではいろいろなお店にも行きました。“カレーのプーさん”は,確か模型屋に寄った帰りに食事したように記憶しています。今のように流行っていたという記憶はなく,普通には入れてたと思います。カレー自体は結構ボリューミィーだったように記憶しています),30年以上行っていなかったのですが,アド街で紹介されて娘がどうしても行きたいということで,先日行ってきました。開店が11時で,15分くらい前に着いたのですが,既に3組ほど並んでいました。開店時には20人以上並んでいて(お店はそんなに大きくなくて,20人も入れば満席となります),一回で入りきれないお客さんが店内で待っていました(ちなみに,食事をしてお店を出る時には,外に5~6組待っていました)。ここの店は,野菜がたっぷり入ったスープカレーが有名なのですが,私はオーソドックスにポークカレーのレギュラー(他の店だと大盛りくらいになります)を注文し,妻と娘は野菜入りカレーのプチサイズ(これでも普通盛りくらいのボリューム)を注文しました。最初から3組目だったので,比較的早く(それでも野菜を揚げたりしているので,妻と娘のカレーが来るのに15~20分近くかかりました)きて,私がレギュラーを食べ終わるくらいに妻と娘も食べ終わりました(妻は食べきれなくて1/3くらい残していました。女性だと,2人でプチサイズ一人前位がちょうどよいかもしれません)。私は,辛いのが好きなので,辛口(5段階あって,私のは4段階)を注文し,妻と娘は普通を頼んでいました。私自身そんなに辛さを感じませんでしたが,食べるほどに額から汗が噴き出してきたので,結構新陳代謝を良くするスパイスが入っているのではと思いました。暑い時は,汗一杯かきながらカレーを食べるが一番だと思っています。スープカレーと称していますが,結構ルーはドロッとしていて,普通のカレーでルー沢山という感じです。スープカレーと言えば,家の比較的近いところに“鳩時計”というスープカレー専門店があります。ここは,札幌などで食べるスープカレーと同じで,野菜スープにご飯が入っているという感じです。ここのカレーも結構おいしくて,2度ほど食べました(一度は,コロナ禍でテイクアウトしたものを家で食べました)。

 昨日も書きましたが,テレビの力というはスゴイものだと思いました。最近では人気店になっているプーさんですが,テレビに出てから私たちのような常連でないお客さんが増えて行列のできる店になっていると思います。このコロナ禍で飲食業は大変だと言っていますが,美味しいものを地道に出している“オーブンミトン”や“カレーのプーさん”のように着実にお客を掴んでいる店もあるということだと思います。集客のために,中国からの観光客を大量に呼び込んでいたような店が大変というかどんどん消えて行っているのではないかと思います。地元(多摩地区,それも武蔵小金井)でちゃんと足を地につけて,大儲けはできないかもしれませんが,上記の2点のように着実に地元の人の胃袋を掴んでいるところもあることを知ってもらいたいと思います。そういう意味で,アド街という番組,25年以上続いているというのも,何となく頷けます。決してスゴイ視聴率はとれないかもしれないけれど,長く細く続いているのは,根強いファン(私のようなものかもしれませんが)がいるからかもしれません。結局,大化けしなくても地道に仕事を続けていれば,時代に翻弄されることなく,やっていけるというのを証明しているのかもしれません。私たちも見習うことがたくさんあるように思います。