法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

モリナガさんに孫の似顔絵を依頼

 先週息子一家が東京に来た時に,息子からモリナガさんにお土産渡して欲しいと頼まれました。実は,孫が産まれて出産祝いの話をしていた時と思いますが,息子夫婦に私からの出産祝い(家としての出産祝いは別途すでにしていました)を何にしようかと思った時に,できれば世界に一つだけの贈り物をしたいと考え,イラストレイターのモリナガ・ヨウさん(モリナガ・ヨウの土木現場に行ってみた!やスカイツリーの絵本,築地市場の一日の絵本では産経児童出版文化賞大賞を受賞されています)に孫の似顔絵を描いてもらえればと思いつきました。ただし,モリナガさんはおひとりでイラストを描かれていて,連載物や本の出版など非常に多忙な方なので,私のようなものが頼んで引き受けてくれるか心配でした。ダメ元でモリナガさんにメールしたところ,すぐに快諾の返事が返ってきました。早速,息子にそのことを伝えて孫の写真を送ってもらいました。その後,2週間ほどして土木学会誌の取材でご一緒した際,モリナガさんからハガキサイズの大きさに孫の似顔絵を描いたものを渡されました。何か御礼をしたいといったのですが,いつもお世話になっているので気になされないでくださいといわれました。息子に似顔絵描いてもらえたよと伝えるととても喜んでくれました。御礼はいらないといわれたけれど,新潟の何か特産品を送ってあげたら喜ばれると思うよとも伝えました。息子は,何がよいか考えてみるとのことでした(私は,新米かへぎそば,もしくは新潟でしか飲めないような美味しいお酒がよいのではないかと息子にいいました)。

 似顔絵自体は,直接手渡ししたほうがよいと思い,先月のお宮参りで新潟に行ったときに渡しました。その時,息子から”モリナガさんには黒崎茶豆なんかどうかなと思っている。新潟特産だし,なかなか手に入らないからね。”といわれました。それはなかなか良いアイデアだと思いました。以前,息子から黒崎茶豆を送ってもらったことがあります。山形名産のだだちゃ豆とよく似ているのですが,甘みがあってビールのお供には最高の一品でした。とりあえず,息子にモリナガさんの家の住所を教えておきました。しかしながら,人気商品なのか結局手に入らなかったとその後,息子から連絡を受けました。

御礼のことはすっかり忘れていたら,最初に書いたように息子がモリナガさんにと新潟にしかない日本酒と柿ピーの缶をもってきました。できるだけ早く渡した方がよいと思い,モリナガさんに少し会う時間ありますかと尋ねたところ,水曜日だったら時間とれますよと返事をもらったので,16日の水曜日に武蔵小金井(モリナガさんの家の近くで,大学の小金井キャンパスからも近いので)のお蕎麦屋さんで会うことにしました。

 武蔵小金井の北側の商店街のはずれにある”七彩”というお店で18時に待ち合わせしました。お店は,事前に武蔵小金井近辺で何軒かピックアップしてモリナガさんにその中から選んでもらいました。最初は,食べログの点数が高かった”鶏っきー”という焼き鳥屋さんがよいとのことだったので,予約の電話を何度もしたのですが,全然つながらなかったので,第二候補の”七彩”にしました。ビルの地下1階で小さなくぐり戸を抜けるとなかなかしゃれた店の佇まいが目に飛び込んできました。静かな雰囲気で,料理もとても美味しかったです。モリナガさんに息子からのお土産を手渡し,それを持ってもらって写真をとって息子に送っておきました。モリナガさんは,お土産をもらえるとは思われていなかったようで非常に喜ばれていました。

 二人で,食事をしながらプラモデルの話でとても盛り上がりました。趣味が共通ですといろいろ話が弾んで楽しいお酒を飲むことができました。モリナガさんとはこれからも仕事でいろいろお付き合いしていくと思いますが,何より趣味が同じというところが長く一緒に仕事ができている秘訣かもしれません。いつか,私が執筆した本のイラストをモリナガさんに書いてもらえればと密かに思っています。

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孫の似顔絵