法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

パリでの生活(その13)

 暫く書いていませんでしたので,久々にパリでの生活を書きます。6月14日は,いつものように6時前に起きて家からの連絡の確認をした後,朝食の準備をして,食事を済ませて7時過ぎにアパルトメントを出ました(大体このパターンができてきた感じです)。リヨン駅まで30分ほどかけて歩いていき,RERに乗って8時過ぎにはIFSTTARに到着しました。午前中は,日本からのメールチェックやDEFの論文を読んでいました。12時過ぎに昼食を食べてから部屋で昼寝(椅子を2脚並べて寝るパターンもだいぶ慣れてきました)を30分ほどしました。午後になって急にGmailが使えなくなり,仕方なく簡易版のEdgeを使って何とかメールを読めるようにしました。午後の残りもDEFの論文を読んで過ごしました。17時過ぎにIFSTTARを出て18時にはアパルトメントに戻りました。OFFII(フランス移民局)からビザ申請の用紙が届いたとの郵便がポストに入っていました。後は何時行くのかの連絡を待つのみとなりました(これがいつまで経っても来なくてビザ降りるのか心配でなりませんでした)。

 シャワーを浴びて洗濯しているとアパルトメントの管理会社から電話が入り,今から電燈とケトルを届けに行きますというものでした。暫く待っていると管理会社の人が電燈とケトルを持ってきてくれました。部屋は昼間でも薄暗かったので,これで部屋の中が明るくなると思うと何となく気持ちが和らぎました。一人でいるとやはり暗い部屋というのは,気持ちも沈みがちになるので,ちょうど良いタイミングで持ってきてくれたと思い,御礼を言って受け取りました。ケトルの方も,最初置いてもらったものが大きくて,最低量水を入れて沸かしても全部使い切れず,ミネラルウォータを結構無駄にしていたので,小さいものに代えてもらい,お茶やコーヒーを一杯ずつ沸かすのにちょうどよいサイズとなりました。

 管理会社の人が帰った後に夕食の準備となったのですが,面倒くさくなり,電子レンジで温めるだけのグラタンとパンとコーヒーで夕食を済ませました。食後のコーヒーを飲みながら,ティーバで“孤独のグルメ”と“未解決の女”を観ました。ようやく一日の生活パターンが固まってきたような感じがしました。一つ難点は,洗濯に2時間もかかるところです。もっと短い時間で洗濯終われるとは思うのですが,設定を換えてうまく作動しないのも嫌なので,最初に管理会社の人が設定したままとしていました。ちょうど管理会社の人が来られたので,その点を聞いてみたのですが,洗濯機自体が古いので,これが一応標準パターンとなっており,短くするときれいに洗えないかもしれませんと言われたので,それ以上はいっても無駄かと思い,そのままの設定で換えないこととしました。

 ティーバでの番組を観終わる頃に,大体洗濯は終わるので,それを干した後寝ました。21時30分前でしたが,何となく疲れているのかそのままベッドに入って寝てしまいました。明日の金曜日にIFSTTARに行くと,終末の休みになるので,そろそろパリの街の散策を始めようと考えていました。まずは歩いて行けるシテ島まで行ってみることにしました。金曜日の夜に土曜日のルートを考えようと思いながら眠りに落ちました。