法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

パリでの生活(その20)

 2018年6月23日(土)もパリは朝から快晴で,気温も20℃前後で湿度も低かったので,とても過ごし易い季節でした。土曜日は,いつもより少し遅く起きて(6時過ぎ),朝食の準備をして7時過ぎには食事を済ませました。先週と同様に食後は平日できないシーツや枕カバーの洗濯と水回り(シンク,トイレ,風呂)も含めた部屋の掃除,アイロンがけをしました。10時30分過ぎに買い物に出かけ,ほぼ1週間分の食材(バゲットや生野菜は別です)を近くのスーパーで購入して,帰りにバゲットを購入(スーパーの向かいがパン屋なのですが,週末は結構並びます。この日も10人程度並んでいました。中々の人気店のようです)して,アパルトメントに戻りました。11時30過ぎから昼食の用意をして,12時から昼食を食べました。週末の昼は,日本食を食べることに決めていて,ご飯を炊いて,みそ汁とふりかけ,この日はソーセージを焼いて食べました。

f:id:hoseiconcrete:20201014141659j:plain

モンパルナスタワー

 12時30分にアパルトメントを出て,モンパルナス駅に向かいました。先週はアパルトメントの北の方向を目指したので,この日は西の方向に行ってみることにしました。約1時間歩いて(地下鉄で行けば10分ほどです),モンパルナスの駅に着きました。モンパルナス駅は,ランドマークとなるモンパルナスタワー(59階建て,高さ210m)の近くなので,歩いていても方向を迷わずに行けます。パリには主要な駅が6駅(最近できたベルシー駅を加えると7駅)あります。北駅(Gare de nord),東駅(Gare de l'est),リヨン駅(Gare de Lyon),サンラザール駅(Gare st Lazare),オーステルリッツ駅(Gare d'Austerlitz),モンパルナス駅(Gare Montparnasse)です。モンパルナス駅は,パリより南西方面に発着する電車のターミナル駅となります。以前,学会出張でトゥールやナントに行った時に利用した駅で,この近くのホテルにも泊まりました。少し回り道して泊まったホテルを探したのですが,見つかりませんでした。土曜日の午後で少し人手が多いのかもしれませんが,それでも駅構内にはあまり人がいませんでした(電車の発着時間帯ではなかったのかもしれませんでした)。モンパルナス駅まで来て,この後どうしようかと思いましたが,少し遠回りしてアパルトメントに戻ることにしました。モンパルナス駅の前の大通り(レンヌ通り)を北東方向に歩いていきました。通り沿いのお店を見ながらラスペイル通りを超えて,地下鉄のサン・シュルピス駅の先を右に曲がりました。暫く歩いていくとサン・シュルピス教会の二つの尖塔が見えてきました。

f:id:hoseiconcrete:20201014141735j:plain

モンパルナス駅

 サン・シュルピス教会は,パリでノートルダム大聖堂の次に高い尖塔を持つ教会です。ここに来たのは,映画のダヴィンチ・コードに出てきた教会だったので,一度見てみたかったためです。教会の前では,週末の市(美術品や骨董品などの市)が出ていました。実は,このあたり妻と娘がパリに来た時に何度も通ることになります。サン・ジェルマン・デ・プレが近く,ファション関係のお店も多いことから,買い物ツアーに付き合わされて,教会の通りやフール通り,セーブル通りを行ったり来たりしました。折角だったので,サン・シュルピス教会の中にも入ったのですが,それについては次回書きたいと思います。