法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

土木学会誌

 すでに,一部のSNSなどで公開されており,情報公開が解禁になったと思いますので,ここでも紹介したいと思います。土木学会誌の表紙に1月号からモリナガ・ヨウさんがイラストを描き,私がそれについてコメントを書くことになりました。この表紙の企画は“土木まくのうち”を始めて間もない時に,事務局のSさんから“来年からの土木学会の表紙に土木に関わるイラストを2年間に渡って描いてもらう企画があり,モリナガさんとHさんの名前が挙がっています”と言われました。私は,これはまたとない企画なので諸手を挙げて賛成しましたが,モリナガさんはその頃超多忙で(今でも余り状況は変わっていませんが),是非やりたいが現状考えると二の足を踏んでしまいますと言われました。土木まくのうちは,モリナガさんのスケジュールに合わせて,不定期連載としていたので,御本人も比較的気楽に取材やイラスト描きができたと思います。一方,土木学会誌の表紙ですと,毎月のことになるので,なかなかハードなスケジュールとなり,何本も連載を抱えているモリナガさんとしては,受けたいのは山々だけれども,正直やっていけるのか不安というのが本音だったと思います。企画自体は,もう一人のHさんとなり,2019年1月号から2020年12月号まで担当されることになりました。モリナガさんと私は,その間“土木まくのうち”とweb版の“土木こぼれ話”を不定期で学会誌の裏表紙と学会のSNSに掲載していきました。土木まくのうち自体は,全部で13回掲載されました。

 今年の春に再び事務局のSさんから2021年1月号からの表紙を是非モリナガさんに描いてもらいたいと次の編集委員長はじめ三役から要望があり,今度はモリナガさんも引き受けることになりました。具体的にどんな表紙にしていくのかという打合せを行うことになったのですが,コロナ禍ということもあり,対面で話をすることもできなかったので,オンラインで次期編集委員会の三役(委員長,副委員長,幹事長),担当する編集委員のI氏,事務局のS氏,土木まくのうちで一緒に取材に行っている写真家のO氏,モリナガさんと私でzoomを使って行いました。土木学会には各支部があり,表紙のデザインとなると各支部での目玉となるものを万遍なく行う必要があります。そのため,土木まくのうちや10年前にやっていたモリナガ・ヨウのぶらっとぉ土木現場のように好きな場所に取材に行くというわけにはいきません。また,毎月のように遠くまで現場取材する時間を確保することが難しいので,比較的身近なものなども対象にしていく必要があります。ぶらっとぉ土木現場の時は,とりあえず施工中の現場に行くことが最優先でしたので,私と事務局のN課長で案を出し合って,編集委員会に候補を上げてどんどん取材していくという形で行っていきました。まだ,モリナガさんも私もフットワークが軽かったので,結構きつかったですが,楽しくできました。表紙の場合には,いろいろ制約があるので,勝手気ままに行うことができませんが,イメージとしては,土木まくのうちが表紙になった感じで行くことは了承されました。これから,毎月変わる表紙のイラストを楽しみにしていただければと思います。刺身のツマ程度の私のコメントも読んでいただければ幸いです。

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土木学会誌1月号表紙