法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

パリでの生活(その27)

 7月4日(水)は,いつものように起床して,朝食を食べた後,いつもの時間にアパルトメントをでて,いつもの時間にIFSTTARに到着しました。mailのチェックなどをしていたら,事務の人が日本からの荷物を持ってきてくれました。実は,渡航する時持ちきれなかったものを後から送ってもらうことにしていたのですが,どのようにして送るのか妻と娘がいろいろ調べていたのと,送れるものに結構制限があって,どれを送るかなかなか決まらず(妻や娘がパリに来るときに持参してもらうものとそうでないものに分けたり,薬関係は送れないけれど大丈夫かなどの確認),さらに重さの制限というか,重さによって結構高いものにつくので,現状での必要最小限のものを国際郵便で送ってもらうことにしたのです。それでもアパルトメントの郵便受けに入るような大きさではないので,IFSTTARに送ってもらうことにしたのです。郵便受けに入らないとそのまま配達員が持って帰ってしまって,指定された郵便局まで取りに行く必要があり,フランス語が話せない身には結構キツイと思ったのです。IFSTTARで中身確認するわけにもいかず,帰ってからの楽しみとしました。10時過ぎにskypeで日本コンクリート工学会の年次大会で発表した卒業生のW女子,大学院生のOさんとI君,私の研究室で博士を取得したNさんの4人と発表がどうであったか話をしました。その年は,神戸での開催だったのですが,ほとんどタイムラグがなく,画像も鮮明でした。各自発表はそこそこうまくいったようで,質問にもちゃんと答えられたそうです。例年であれば,開催された場所でお疲れ様会を行うのですが,日本とパリに離れていたので,そのあたりのことはNさんにお任せしました。お昼近くまで話をしました(日本では夕方遅くまで)。その後,私は食堂に昼食を食べに行き,午後は日本の仕事(本の執筆原稿の校正)をして,17時前にIFSTTARを出ました。帰りにスーパーで牛乳やハム,ソーセージやベーコン,香辛料(唐辛子と胡椒)を購入してアパルトメントに戻りました。日本からの荷物と買い物した食材を両手いっぱいにしてアパルトメントに入り,シャワーを浴びた後,早速日本からの荷物を空けました。荷物の中身は,持ちきれなかった食材などが入っていて,その他にもお守りやゴジラがデザインされたトートバッグなどが入っていました。このバッグはパリでも買い物に重宝したのですが,今でも愛用しているバッグです。手紙も添えられていて,とても嬉しく思いました。日本は深夜を過ぎているので,流石に電話するのを憚られたので,御礼は明日の朝することにしました。荷物の中身を確認した後,夕食の準備をしました。スーパーで買ってきたソーセージとスープと野菜(カット野菜)といつものパン屋のバケットの簡単夕食としました。食後に本の原稿のゲラの校正を行いました。発刊までの期日が段々なくなってきて,出版社の方も大慌てで校正しているようで,こちらからの手直しが十分伝わっていなかったりする箇所があり,その確認に結構時間がとられました。この週は,IFSTTARでの仕事を少し後回しにして,本の校正に注力することとしました。日本から送られてきた原稿を全て確認した後,AMAZON primeで日本のドラマを2本ほど見て,22時前に寝ました。日本からの荷物も届いてこの日はゆっくり眠ることができました。