法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

事務処理

 3月の年度末になるといろいろな締切がきます。特に経理関係は締切が早くきますので,いつもは気を付けているのですが,それでも結構抜けがあります。例年ですと,事務の方から締切前にリマインドしてくれるのですが,今年はいきなり締め切りですというのが何件かありました。こちらも全て書き出してリストにしているわけではないので,事務から突然締め切り過ぎましたので,以後の経理処理できませんといわれると結構つらいものがあります。特に,お金が絡む話なので,もう少し気を遣ってもらいと思うのはわがままなのでしょうか。

 あまり人のことを悪く言うつもりはありませんが,ある特定の人物について以前からこういうことが結構ありました。以前にも書いたことがあると思いますが,何度か煮え湯を飲まされました。今回もある補助金の締め切りが今週初めになっているのに,一切連絡がなく,学務事務の方から締め切りましたけどよいですかと私の研究室まできていわれました。忘れていた私の方も悪いのですが,締切近いですが大丈夫ですかという一言くらいは言ってもらってもよいのではと思います。金額は,確かに高額ではありませんが,それでも予算を獲得したものですので,ちゃんと支出したいと思っていました。そんなことがあって少し落ち込んでいたら,今日も別の部署から受託研究の経理の締め切りは先週までなので,残高ありますが処理できなくなりますとメールが突然きました。実は,1月に連絡していたというのですが(確かに支出明細と一緒に経理処理は3月5日までですと文章の端に書いてありましたが,こちらはすっかり頭の中から抜けていました),それならば少なくとも1週間前くらいにリマインドするなり,研究期間延長の手続きをしますかくらい連絡してくれてもよいのではと思います。それもなくて,いきなりですから,カチンときます。普段は,提出書類の細かなことをいろいろ言ってくる割に,こういう大事なことは知らん顔で,期限過ぎてから締め切り過ぎましたよと言ってくるのです。どうにも腹に据えかねて,今年度は元々コロナ禍で契約が遅れて研究自体も終了していないので,ここで経理処理終了されては困るとメールしたら,期限延長の手続きできますと返信してきたのです。それなら,最初からそう言えばよいではないかと思った次第です。確定申告もこのコロナ禍で期限を1ヶ月延長していますし,科研費の繰り越しの手続きもしているのですから,大学の経理処理の期限も少しくらい先延ばししてもらいたいものです。

 この大学にきた頃は,他の先生方から国立大学に比べて私立大学の事務は優秀な人が多いと聞かされました。国立大学(今は独立法人ですが)の事務職員は,準国家公務員(だった思います)なので,仕事しなくても給料もらえるが,私立大学の事務職員はサラリーマンだから,当然査定もされるし,仕事ができない職員はどんどん閑職に回されるから,一生懸命なんだといわれました。私は,そういうものなのかと思うくらいでした(会社の事務の人と仕事ぶりは変わらなかったので,そんなに違いが分かりませんでした)。しかしながら,最近の事務職員の中には,本当にちゃんと仕事しているのか首を傾げたくなるような人もいます。気配りできない事務屋さんというのは,どうにも扱いにくいというか,イライラしてきます。また,研究期間延長のために事務書類をまたいくつも作成しなければなりません。大学教員の雑務がどんどん増えていきます。これでは,教育や研究に専念できなくなっていきます。