法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

非破壊試験を用いたコンクリートの劣化調査(1)

こんにちは.

M1の中村です.

 今回は研究紹介をします. 

 

研究紹介

私が行っている研究は,コンクリート構造物がどのくらい傷んでいるのかを

非破壊検査で見つけるための研究です.

人間で例えると,

“病気は切って探す(外科手術)んじゃなくて,レントゲンとかMRIで見つけたいよね.”

みたいなことをやっています.

 

内容としては,コンクリート内の塩分含有量を考えてみたり,

鉄筋の腐食がどうやって進行していくのかを考えてみたりです.

研究手段としては主に,蛍光X線法とか赤外線とか,電磁波の類を利用しています.

 

研究の詳しい内容に関しては,どこまで書いていいのかわからないので,

ブログ慣れてきたらまた報告致します.

その代わり,最近使っていた供試体の中の一つを下に載せます.

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腐食した鉄筋が埋設されている供試体

鉄筋めちゃくちゃ錆びてますよね.

中心の丸いのがまだ生きていると思われる部分で,

その周囲に張り付いている台形の黒っぽい物体は鉄筋が錆に進化した部分です.

実構造物がこんなになっているの想像したら只々ホラー....

 

(つづく)