法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

神童

 最近は,生協の食堂が入試や春休みなどでお休みのことが多く,近くのコンビニやパン屋で昼食を購入して,研究室で食べることが多くなっています。研究室での昼食は,食べながらのDVD鑑賞を昔から行っていて,市ヶ谷の研究室においては,今“グランメゾン東京”を観ています。やはり食事というか食べ物が絡むドラマは何度観ても面白いですし,グランメゾン東京ではレシピが表示されるので,私としてはとても興味津々で観てしまいます。料理している風景も結構出てくるので,その点も面白く観ています。

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グランメゾン東京

 小金井の方は,これまでに購入して観てしまったDVDをリバイバル鑑賞しています。先日まで“恋するマドリ(2007年8月公開,監督:大九明子,出演:新垣結衣松田龍平,菊池凜子他)”を観ていました。新垣結衣の映画初主演で,初々しいガッキーの演技が見どころといえます。今から14年前の作品で,映画館で観て気に入ってしまって,DVD発売と同時に購入しました。久々に見返してみると,ガッキーの初々しいというよりもちょっとイモっぽいところがすごく目立ちます。最近の洗練された演技ではなく,感性だけで演じている感じでします。そこがまたよいところなのかもしれません。映画自体は本当に他愛無い話なのですが,ついつい見入ってしまう映画です。

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恋するマドリ

 “恋するマドリ”は2週間ほど前に観終わったので,今は“神童(2007年4月公開,監督:萩生田宏治,出演:成海璃子松山ケンイチ,手塚里美他)”を観直しています。映画館で観たとき,ピアノ演奏に圧倒され,当時ファンだった成海璃子さんの主演映画(確か同時期に“あしたの私のつくり方(2007年4月公開,監督:市川準,出演:成海璃子前田敦子他)”も公開されていて,こちらを先に観てその存在感と引き込まれるような目に魅了されたのを覚えています。AKB48前田敦子が共演で,成海璃子さんの演技に比べてひどかったのも覚えています)ということもあって,これもDVDが発売されるのを心待ちして,予約までして購入しました。漫画か何かの原作を映画化したものだったと思いますが,DVDの特典ディスクを観て,本当に神童と呼ばれるような人がいるのを知りました。

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あしたの私のつくり方

 成海璃子さんのコンサートシーンでの演奏の吹き替えをしていたのは,当時12歳の女の子(和久井冬麦)だったと思うのですが,わずか5歳でウィーン国立音楽大学予備科に入学していて,世界でも注目されている演奏家という紹介でした。この時,神童の主人公のうたのような演奏家が実際にいることに驚きました。持って生まれたものというか,神が授けた才能というものがあって,本人の好き嫌いに関わらず,自ずとその道に引き入れられて,その才能が開花する(うまくいかずに破滅の道を辿るものももちろんいます)のだと思いました。

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神童

 神童を見返していてこんなことを思っていたら,あるSNSでよく知っている教授のご子息が御三家と呼ばれる有名進学校に入学したという記事を読みました。神童とは違いますが,血筋というか頭の良さの遺伝というのかそういうものはやはりあるのかなと思いました(その教授もご子息と同じ学校に入学し,その後東大に進み,現在では世界的に有名な研究者となっています)。凡人には,到底わからない世界があるのだと思った次第です。ただし,どんなに優れた才能を神から授かったとしても,それを磨かない限り光り輝くことはないことも知っておくべきだと思っています。神童であっても,何もしなければただの人なのです。