法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

高流動練り

こんにちは.

昨日の高流動練りの様子をご紹介します.

 

高流動コンクリート

高流動コンクリートとは,自己充填性のあるコンクリートのことです.

つきたてのお餅みたいな性状をしています.

配合が普通のコンクリートと違い,

①粉体量を増すことで粘性を上げる方法(粉体系)

➁増粘剤を添加することで粘性を出す方法(増粘剤系)

③上の両者を併用する方法併用系)

によって流動化させています.

 

切り返し(ミキサーから出した後の人力攪拌)がめちゃくちゃ重いのも,

高流動の特徴です.

下の動画は,後輩が切り返してくれている様子です.舟全部で100ℓ分あります.

この切り返しはきっと,めちゃくちゃ重いはず...

100ℓ分のお餅をこねてるイメージです...


2020.02.25

 

元々は水中打設コンクリートで,

その進化系が高流動であると授業でならいました.

水中コンのほうが古参だとは個人的に意外でした.

 

こんな感じです.

 

以上