法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

我が研究室のチャーリーズ・エンジェル!?

今日は,修士から研究室紹介があったように,次年度の我が研究室の院生が全て女性となりました。私が思う彼女らのことを少し書きたいと思います。

 私の研究室は,コンクリートに関する研究を行っていて,卒業研究,修士研究の多くはコンクリートの実験・解析を行っています。実験に際しては当然ですが,コンクリートの練混ぜがあり,それ自体は力仕事で,作製した供試体も非常に重いです。また,練混ぜは,セメントまみれになって非常に汚れます。したがって,学生には不人気で,特に女子学生には不人気と思っていました。そもそも,私の学生の頃は,土木・建築には女子学生が皆無で,私の大学では,その当時土木・建築両方で女子学生はたったの1名でした(それも建築学科)。こういってはなんですが,ごく普通の女の子でしたが,常に数人の男子学生を引き連れていました。

 大学の教員になって,最初に驚いたのは女子学生の多さでした。今から約20年前ですが,その当時でも十数名いました。また,2004年に学科の名称を土木工学科から都市環境デザイン工学科に変更してからは女子学生が増え,小金井から市ヶ谷にキャンパスが移ってからはさらに増えたように思います。今では学科の1/4が女子学生です。私の研究室は,学科の中でも不人気で,なかなか学生が希望してくれません。しかしながら,ありがたいことに女子学生は大体毎年一人か二人は希望してくれます。また,私の研究室の学生の多くはゼネコン志望(私がゼネコンから来たためかもしれません)で,大学院の進学を誘ってもなかなか来てくれません。ここ数年は,一子相伝のように一人ずつしか進学してくれませんでした。大学院の進学については,男子学生よりも女子学生が積極的でここ5年間を見ても半分以上女子学生でした。そして,次年度は大学院の学生3人とも女子学生となりました。最初は,女子3人で大丈夫かなと思いましたが,それは杞憂でした。そこら辺のヘナチョコ男子学生よりもしっかりしていて,すごく頼もしいです(もちろん,外見ではありません!)。

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チャーリーズ・エンジェル(テレビドラマ)

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チャーリーズ・エンジェル(映画版)


 この3人を見ていて,ふっと頭に浮かんだのが,チャーリーズ・エンジェルの美女3人組です。最近も映画に何度もなっています(映画では2000年に公開されて,主演はキャメン・ディアス,ドリュー・バリモアなど豪華キャストでした)が,元々はアメリカのテレビドラマで,1977年~1981年まで日本でも放映されました(タイトルが”地上最強の美女たち!,チャーリーズ・エンジェル”でした)。特にシーズン1では,当時人気絶頂だったファラ・フォーセットが出演していて,毎週楽しみに観ていました。チャーリー探偵事務所の捜査員サブリナ(ケイト・ジャクソン),ジル(ファラ・フォーセット),ケリー(ジャックリーン・スミス)が派手なアクションで悪党たちを叩きのめすのが痛快でした。この当時は,バイオミック・ジェミー(リンゼイ・ワグナー主演で,こちらもタイトルが”地上最強の美女,バイオミック・ジェミー”でした(笑))のような強い女性(サイボーグだから当たり前)が主人公のドラマが流行っていて,チャーリーズ・エンジェルも強い女性を描いたドラマの一つといえます。何か,我が研究室の女子3人もこのチャーリーズ・エンジェルならぬコンクリーズ・エンジェル(ちょっと名前がかっこよくないかもしれません。ドボジョよりは良いかと思っていますが・・・)に見えてきたのです。彼女たちのコンクリート愛は,チャーリーズ・エンジェルに負けず劣らず地上最強(そんなことはないか?) かもしれません。きっと,彼女たちはコンクリートの研究で大活躍するものと期待しています。彼女たちの活躍については,これから不定期ですがお届けしていきたいと思います。彼女たちの活躍に乞ご期待!!

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我が研究室のチャーリーズ・エンジェル(かな!?)