法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

犬の散歩

 授業のない日は,これまでも朝犬の散歩をしていました。今年は,新型コロナウィルス禍で雨の日以外は毎日行っています。毎朝5時に起きて,朝食を食べた後,2匹の犬の世話(ブラッシングと食事)をしてから,出かける準備をしに2階に上がって,その後1階に下りてくると,2匹の内1匹はリビングのドア越しにこちらをずっと見ていて,ドアを開けるなり玄関の方に走って行って,リードを付けてもらうのを待っています。2匹の内,チャイ(白いほうの先住犬)はお散歩大好きなのですが,チェルニー(黒いほうで,1歳半のやんちゃ坊主)はお散歩大っ嫌いで,玄関の方に走っていくチャイを横目に自分のゲージの中に入ってしまいます。無理に連れ出そうとしても唸って出てきません。チェルニーの散歩は,妻か娘に時間のある時に連れて行ってと言って,チャイと一緒に散歩に出かけます。大体6時30分スタートとなります。

 チャイは,外弁慶なのか,家では全く吠えませんし,何をされても怒りません。チェルニーにお気に入りのおもちゃをとられても,ジッと見ているだけで取り返そうともしません。一方のチェルニーは完全な内弁慶で,家にいるときは気に入らないと,すぐに吠えて噛みつこうとします。特に眠い時は近づいただけでも唸ります。とてもすばしっこくて,チャイがおもちゃで遊んでいると自分のおもちゃを放り出して,チャイのおもちゃを取ります。取ると満足するのか,また自分のおもちゃで遊びだします。一旦外に連れ出すとすぐに座り込んで動こうとしませんし,人や自転車が近くを通るだけで腰を抜かしたようになってしまいます。家の中での振る舞いが想像できないくらいのビビりです。

 チャイは,外にでると楽しくてしようがないようで,駆け足で行こうとするので,引き留めるのに必死です。人が通るといきなり向かっていったり吠えたりします。ただし,吠える人と全く無視する人があって,どういう基準でそうしているのか分かりません。他の犬が近づいてこようものなら,向こうがどんなに大きな犬でも歯を剥いて向かっていきます。家の中の何にも動じない姿から想像だにできない行動をとります。

 散歩するコースは,大体決まっていて,以前は多摩川の土手を上流の方に行っていたのですが,最近ではチャイが土手に行こうとするのが1回/週くらいで,他の道を日替わりで選んでいきます。基本的に,チャイの行きたい方向に私が付いていくので,なかなか散歩が終わらず,長い時で2時間以上というのがありました。妻と娘からは,甘やかしすぎだと言われますが,1日1回しか外に出られないので,自分の好きにさせてやりたいと思っています。最近は,7時前でも非常に暑いので,チャイ自身さすがに1時間以内で戻るコースを選んでいるようです。

 今までは,散歩していてもいつも出会う犬は2~3匹でしたが,今年の3月以降は多い時で10匹くらいと遭遇します。その度にリードを引っ張って落ち着かせるに一苦労しています。特に最近は家族(夫婦と大体子供2~3人)で犬の散歩しているのを多く見かけます。これもコロナ禍の影響なのかもしれません。最近の散歩で家族連れが多くなったのと,もう一つ気になるのがフンの始末をしていないのが結構目立つことです。にわか散歩が増えたので,エチケットを守らない飼い主が多くなっているような気がします。

 そういえば,多摩川の土手沿いは,これまで散歩していてもジョギングなどしている人をほとんど見かけませんでしたが,最近ではどこかの商店街かと思うほど人が溢れています。その間を猛スピードでロードサイクルが駆け抜けていくので,危なくて仕方がありません。チャイもそのあたりを察しているのか,土手を歩くコースの選択がめっきり減ったのかもしれません。

 今回の新型コロナウィルス災禍で,人の行動や立ち振る舞い,エチケットなど普段気にしていないようなことまでも目に付くようになったような気がします。

 今日も1時間ほど犬の散歩に付き合いましたが,もっと暑くなるこれからは,今より早い時間に行かないと犬より先にこちらが熱中症で倒れてしまうかもしれません。

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チャイトチェルナー

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ドッグランでの風景