法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

研究室の飲み会

 今の私の研究室の全体の飲み会は,例年4月の学生実験の最初の歓迎会と終りの打上げ,夏休み前に卒業生や共同研究等を行っている方々を加えて行うバーベキュー,次年度研究室に来る予定の3年生,卒業生を加えた鍋パーティー,年末の研究室の大掃除の後の納会,審査会の後の打上げ(これは学生主体なので,やる年とやらない年があります)の5~6回程度あります(2ヶ月に1回のペースといったところですか)。担当は,以前は宴会部長,今はリクリエーション係が企画します。どの会も学生のいろいろな話が聞けて楽しいです。4月の学生実験の最初に行う会(4年生の歓迎会を兼ねている)では,皆に好きな野球チームかサッカーチーム,好きなタレントを聞くようにしています。今の学生たちがスポーツやエンタメのどのようなところに興味があるか知りたいこともありますが,今旬のアイドルや女優を知りたいというのが本音です。以前にも書きましたが,例年以外とありきたりの回答が多いので,私としては少し残念ではあります。

 研究室全体の飲み会の他に,月に一度院生以上(修士及び博士)が集まって,研究方針などについて打ち合わせる院生会議があり,その後都合のつくメンバーで飲み会を行っています。お店のセレクトや人数確認,予約などは修士の学生が回り持ちで行っています。飲み会の段取りは,大体の会社で新入社員の仕事ですので,学生のうちからどうすればよいのか学ぶよい機会と思っています。特に,私の研究室の博士は全員社会人ドクターなので,会社の大先輩(上司?)に失礼のないようにしなければならず,お店選びなどは以外と緊張しますと学生が言っていました。そう感じてくれるだけでも十分やっている効果はあると思っています。また,社会人が行くような店(普段学生が行かないような少し高い店)を選ぶようにとそれとなく言ってあるので,学生たちも以外と気合を入れてお店選びしているようです。

 さて,私が学生の時はどうだったかというと,月に一度,昨日書いた輪講の後に先生からお金を渡されて,近くでお惣菜を買って研究室での飲み会をしていました。学生ですから,大体近くの肉屋でコロッケや唐揚げを買って,後はスーパーで干物などの乾きものを買っていました。先生からはピザとかないのかと言われ,その後は地下鉄の駅近くのピザ屋で買ってきたと思います。初年度は学生3人と先生で,どんな話をしながら飲んだのかあまり覚えていませんが,この月に一度の飲み会は結構待ち遠しかったのを覚えています。翌年は,3人とも院に進学(1学年40人でその当時でも30人近くは院に進学していました)し,鹿児島大学から一人加わって4人の院生と学部生2人の6名となりました。飲み会は,同じように研究室での飲み会でした。年に2度ほど先生のお宅に伺って,先生のご家族(奥様とお子さん2人)と一緒にすき焼きやしゃぶしゃぶをいただきました。普段家では食べられないようなとても上等なお肉だったと記憶しています。

 先生のお宅(大学の教職員の社宅)に最初に伺ったのは,まだご家族も来られていない時でした。その時は,研究室の3人と先生と一緒に外で食事して,その後先生がスナックに連れて行って下さって,“君たちもお酒の飲み方をちゃんと覚えたほうがよい”と言われて,ウイスキーかカクテルか忘れましたが飲んだと思います。その後,歌も歌ったと思います。終電を過ぎてしまったので,3人とも(2人は帰れたと思います。私に付き合ってくれたと思います)先生の社宅に泊めていただくことになりました。まだ,荷物も段ボールに入ったままのようなところで,3人とも雑魚寝をしました。翌日,朝6時に先生に起こされて,先生がお茶を点ててくださり,3人正座して順番に御抹茶を飲み,それから先生と一緒に先生の車で大学に行きました。その後,社宅の向かいのマンションに先生のご両親を呼ばれるために,その引っ越しの手伝いにも行きました。今は,先生ご夫妻が住まわれています。

 今年,新型コロナウィルスの影響で,研究室全体の飲み会も院生会議後の飲み会も行っていません。何時できるかもわからない状況ですが,この災禍が収まって,皆で楽しく飲める時を待ちたいと思います。

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鍋パーティーの時の集合写真