法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

黒部ダム

 最近の楽しみといったら,家に帰って犬と戯れることと録りためたビデオを観ることです。以前にも書きましたが,春のドラマは軒並み延期となってしまい,各局とも過去のドラマの再放送を流している状況ですが,以前一生懸命録画して観ていたドラマがやっていて,あれもこれも録画していたら,結構な本数となってしまいました。今シーズンのドラマの他に,もう終了してしまいましたが,“グッドドクター”や今度で終わってしまう“アシガール”,来週最終回となる“鍵のかかった部屋”,佳境に入った“逃げるは恥だが役に立つ”などを録画しているので,毎日1本ずつ観てもなかなか減りません。再放送の録画では,当然ブラタモリも録り貯めしています。昨日ようやく“黒部ダム”の再放送分を観ました。ブラタモリで放送した“黒部ダム”の2週分はNHKからDVDを頂いているので,別に1本にまとめた再放送を観ることはないのかもしれませんが,やはりついつい録画して観てしまいました。放送の最初に,“黒部ダム”の再放送のリクエストが最も多かったといわれていたのですが,私自身もブラタモリでもう一度観たいものベスト3を挙げるとしたら,ダントツ“黒部ダム”が第1位です。第2位が,唯一の海外ロケを敢行したローマ,パリ編(パリ編については,ちょうど在外研究でパリにいて,制作会社の人からロケスケジュールも教えてもらっていたので,撮影中に後ろの方で映ることもできたのですが,結局ロケ現場にはいきませんでした。そのあたりのことはまた別の機会で書きたいと思います),第3位は同率で奈良編(東大寺周辺と法隆寺のどちらも甲乙つけがたいです),姫路城編ではないでしょうか。

 ブラタモリでは,タモリさんが心底感動した場面というのは少ないのですが,黒部ダムの放送を観ていると本当に感動した様子が映し出されていて,それだけでも観る価値があると思っています。実は,この“黒部ダム”の撮影に先立って,ディレクタの方がダムのイロハから教えていただきたいと研究室まで来られて,ダムの基本についての話とアーチダム建設の難しさ(私自身もアーチダムの現場にいたので,その時の経験談等を話しました),何故あの場所にダムを造らなければならなかったなどの話を2時間以上話したと思います。また,私が所有しているダム関係の本もお貸ししました。ディレクタの方から,ダムのことを全然知らなかったので,大変参考になりましたと言われてました。放映後は,先ほど書いたようにブラタモリのレーベルが付いたDVD,ブラタモリのタオル,江戸切子の御猪口を頂きました。また,エンドロールで私の名前も出していただきました(テレビに自分の名前が出るのは,何だか恥ずかしいような嬉しいような感じでした)。

 今回の再放送でも,放送2週間前にディレクタの方からメールをいただいて,再放送のエンドロールにも名前を出してもよろしいですかというものでしたので,出していただいて光栄ですと返信しました。

 録り貯めた番組がまだ沢山あるので,そろそろ帰って観ようと思います。

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黒部ダム