法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

未来を覗きにいってみたいと思いませんか?

昨日から2020年度の新学期が始まりましたと言いたいところなのですが,大学は入学式,ガイダンスが中止され,新入生,在学生とも自宅待機の状態となっています。昨年度は,学科主任でしたので,年度末いろいろな行事が目白押しのはずなのですが,それもすべてキャンセルとなり,3月31日に次期主任に今年度の主任関連のファイル一式渡して御終いでした。何か1年間の大任終わりましたという感覚が全く涌いてきていません。そして,昨日からは私と新しく来られた技術嘱託の方と2人で静かに新年度のスタートを切りました。メールでは,今年度の講義をどうするのか事務や執行部でいろいろと意見が飛び交っています。どう見てもしばらくは終息しそうにない現状ですので,致し方ないのですが,何かこうスッキリした感じでないのは,皆さんも同じだと思います。ここは,少し時間をもらったと思って,これまで十分検討できていない研究や論文執筆をこの機会に行おうと思っています。こんな時期なので,半年,1年先でもよいので未来が分かったらどんなに楽かと考えていたら,以前テレビを見ていて面白いというかあったらよいなと真剣に思ってしまったCMがあるのを思い出しました。

CMの内容は,人気アイドルグループの一人が家のソファーでくつろいでいると,突然タイムマシンに乗った生命保険の女性社員が現れて,「あなたの未来を覗きに行きましょう」といって,タイムマシンに乗り込ませるというものです。その後,女性社員が「未来診断」と称して,1年に一回は今の保険と自分の未来をチェックすることを進めてCMが終わります。これだけのことなのですが,こんな機械が本当に欲しくなります。私は,通勤の時にはSF小説をよく読むので,タイムマシンというか未来小説についてはいろいろ書きたくなるのですが,その話は別の機会にまた書きたいと思います。

 先回,自分の人生設計について少し書きました。未来のことを考えると先回書いたように自分の仕舞いというか老後のことをついつい考えてしまいます。人の老化は,目と歯と足からくるといわれています(もちろん,女性は肌からといわれるかもしれません)。私の場合,老化防止というよりは健康維持のつもりで,歩けるところは歩くようにしています。最近は,このような状況ですので,できるだけ公共交通機関を使わないようにしています。また,ここ一ヶ月ほどは毎日犬の散歩をしています。私の家には犬(チワワ)が二匹いて,先住犬の方は何しろ散歩が大好きです。好きなように歩かせていると1時間から長い時には2時間近く付き合わされます。途中で帰ろうと家の方向にリードを引っ張ると,すごい力で歯向かいます。普段は静かな犬なのですが,外に出ると一変してしまいます。外弁慶なのかもしれません。外では自分よりも何倍も大きい犬に立ち向かっていきます。一方,新しく来た犬(生後1年経ちました)は,散歩が大っ嫌いで,いつも散歩に連れて行こうとすると玄関で座り込んで一歩も動きません。家の中では,先住犬にやたらと喧嘩を売り,気に入らないと私たちに歯をむいて威嚇し,噛もうとします。典型的な内弁慶です。

これとは別に,普段から一日平均して1時間~2時間は歩くようにしています。歩くことは大して気にならないので,できるだけ歩けるところは歩いています。一時期,膝の調子が悪くなって歩くのに難儀をしたことがありますが,それでも歩く時間を減らさないようにしています。

歯については,半年に一回近所の歯医者で定期健診を受けています。ここ十数年以上虫歯もなく(先日,歯の詰め物の裏側に虫歯ができていて,食事中に詰め物が取れて歯医者に行って分かりましたので,虫歯のない期間は十数年で終わってしまいました),歯石も2回に1度(年に一度ということになります)とるくらいで,至って調子が良いです(詰め物も昨日歯医者で修復してもらいました)。眼だけは,どうしようもなく,衰えるがままの状況です。白内障も出ているようで,先日眼医者に行ったら,ちょうど眼球の少しわきのところが白内障になっているけれど,特に視力が衰えていなければ手術はしなくてもよいと言われました。

 こう考えるとそんなに焦って未来を覗きに行くことはないかもしれませんが,この新型コロナウィルスが何時終息するのかは早く知りたいと思います。そういえば,携帯会社の新しいCMで,ブルース・ウィルスダイ・ハード(1988年公開,監督ジョン・マクティアナンブルース・ウィルスはこの映画で一躍有名になった)がドラえもんに扮して登場していますが,ドラえもんブルース・ウィルス)にこの禍が何時終わるのか聞いてみたいものです。そんなことわかるわけないと言われそうですが。そろそろ帰ります。