法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

パリでの生活(その8)

 パリのアパルトメントでの生活を始めて初めての週末だったのですが,特に寝坊することもなく,朝いつものように5時30分に起きました。起きてすぐにLineで家族とテレビ電話をしました(昔だったら考えられないようなこどてす。簡単にテレビ電話できてしまう時代に生まれてよかったです)。皆元気そうで,犬も元気そうでホッとしました。電話の後朝食の準備をして6時30分から食事をとりました。その後,学生と今度はSkypeテレビ会議(ミーティング)を行いました。8時30分過ぎにミーティングが終了したので,ベッドのシーツの洗濯,部屋の掃除,風呂やキッチンなどの水回りの掃除をしました。お昼前に,カートを引きながら食材などの買い物に出て,スーパーでサンドイッチを購入,その他卵やベーコンなどの食材も購入してアパルトメントに戻りました。

 12時過ぎから昼食を取って,洗濯物を部屋の中に干してから,VPN接続にトライしたもののあまりうまくいかず,日本のドラマを観ようとしましたが,無料のVPNでは容量不足ですぐにフリーズしてしまい,諦めました(VPN接続については,後日有料で接続して,その後は毎日日本のドラマを観ることができました)。そんなこんなで夕方になってしまい,夕食の準備を始めました。スーパーで生のニンニク,パスタ,生ハムなどを購入してきていたので,ペペロンチーノ風生ハムのパスタを作りました。フランスがそうなのか,調理関係は全て電化されていて,アパルトメントにはガスは来ていませんでした。火力はどうなのか心配だったのですが,結構短時間でお湯が沸いたので,調理自体それほど大変ではありませんでした(電気代大変かなと思いながら使っていましたが)。

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生ハムを大量に乗せたペペロンチーノ風パスタ(生ハムなどの食材は結構安く手に入ります)

 パスタもアルデンテでゆで上がり,味もまあまあといったところでした。食後は,VPNの接続もうまくいかなかったので,日本から持ってきた模型を作ろうとしたのですが,最小限の道具しか持ってきていなかったので(ピンバイスは持って行ったのですが,模型に必要な径の刃を持ってきていませんでした),あまり作業自体は進みませんでした。そこで,以前パリに住んでいたS氏にメールでそういう工具を扱っているお店があるのか聞いてみたところ,日本の東急ハンズのような店がマレ地区にあり,名前はLE BHV MARAISあることを教えてもらいました。道具がないことには模型製作もできないので,ガイドブックで場所を確認するとともに,そこまでの行き方を調べました。パリの中心地区でなので,アパルトメントからは乗り換えはあるものの,比較的簡単に行けそうなことが分かりました。

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le BHV Marais

 日曜日は,道具の購入を兼ねてパリ中心部に行くことにしました。やることもなくなったので,21時過ぎに寝ました。何かとても健康的な生活を送っている感じがしました。