法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

パリでの生活(その11)

 昨日の続きを少し書きたいと思います。翌日も6時前に起きて,朝食の準備と朝食を済ませ,7時過ぎにアパルトメントを出てリヨン駅まで歩いていきました。アパルトメントからリヨン駅まで30分くらい歩くのですが,途中に植物園や博物館があったりします。朝は通り抜けできないのですが,帰りは通り抜けできて,いろいろな花や木が植えてあり,散策するにはうってつけの場所です。朝は,博物館の脇を歩いていくのですが,博物館の窓越しに恐竜の化石などがちらちら見えて,歩いていてもなかなか楽しい場所です。リヨン駅に向かうまでに,パン屋(boulangerie:ブランジェリ)が6軒もあります。それぞれの家庭がお気に入りのパン屋があるというくらいで,本当によくこれだけパン屋があってつぶれないものだと思うくらいです。日本もそうかもしれませんが,パン屋自体は朝6時には開いています。後,日本であまり見かけないのですが,パリでは道路清掃の車に週に2~3回出くわします。道路に水を撒きながら,大きな回転するブラシで道路脇を中心に掃除していきます。それと,ゴミ収集車がゴミを回収していくのですが,結構大型の車が狭い路地のようなところまではいって行って,作業員がゴミを集めていきます。少し広い通りでは,大きなゴミの箱があって,収集車の後ろについているツメのようなもので引っ掛けてゴミを収集車の荷台に開けていきます。結構ゆっくり走りながら行うので,いつも収集車の後ろは大渋滞になるのですが,後続にいる人たちは気にしない様子で,ゴミ収集の後ろについていきます。そんな光景を見ながらリヨン駅まで歩いていくのですが,晴れた日に空を見上げると幾条にも飛行機雲が走っていて,とても不思議な風景です。最近,日本でも都心を低空で飛ぶ航路が認められて,パリの空ほどではないでしょうが,これからは飛行機雲が見られるかもしれません。

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パリの空の飛行機雲

 さて,リヨン駅に7時30分過ぎに着いたのですが,いつもの雑踏がなく,駅が閑散としていました。RERのホームに行ったら,普通に電車は走っていたので,怪訝に思いながらもIFSTTARまで行きました。8時過ぎにIFSTTARに着いて,メールのチェックなどをしていました。9時過ぎになっても出勤してくる人がほとんどいないので,出勤している人に聞いたところ,昨日パリの東部で大雨が降って,RERを含めたパリ近郊の電車が間引き運転していて,皆出社が遅れていると言われました。この時,IFSTTAR2日目に4時間近く足止めされたことが脳裏をかすめて,このままいてもまたあの事態になってしまうと思い,すぐにIFSTTARを出て,駅に向かいました。駅は改札付近にも人が多くいて,ホームも人で一杯でした。電車は30分に一本くらいで,運よく2本目に乗れたのですが,ギュウギュウ詰めの状態で,東京のラッシュアワーかと思うくらいでした。何とかお昼前にアパルトメントに戻って,バゲットとバナナで簡単な昼食を済ませ,お昼寝することにしました(ベッドで寝たので,2時間以上寝てしまいました)。夕方,少し買い物に出かけて部屋の戻るとLCL(口座を開設した銀行)からメールが来ていました。当然フランス語で書かれているので,まずはGoogle先生で日本語に翻訳し,インターネットバンキングができるようにしました。これで,LCLのカードでの支払いと残高確認することができるようになりました。

 結局,朝IFSTTARに行っただけで,特に仕事もしないで1日が終わってしまいました。こんな日もあるのかなと思いながら,ベッドに入りました。