法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

パリでの生活(その16)

 昨日の土曜日(6月16日)はパリの街の散策で半日過ごしましたので,日曜日はアパルトメントから出るのをやめて一日部屋の中にいようかと思っていたのですが,毎日飲む薬(血圧の薬(これを飲み始めてから血圧はずっと正常値の範囲です)と尿酸値下げる薬(あまり必要ないと思っているのですが,医者が飲んでおいたほうがよいというので続けています))を袋に入れてあるのですが,飲み忘れしそうなので,薬を入れる瓶(お菓子を入れるような瓶をイメージしてもらえればと思います。実はこの瓶日本に持ち帰って今でも使用しています)とハンドタオルを入れる場所がなかったので,ハンドタオルをいれる籠(これも日本に持ち帰って今でも使っています)を買いにアパルトメントの近くの雑貨屋さんに行くことにしました。歩いて2~3分のところにあって,日常使用するもの(ゴミ袋や電球,タワシやランチョンマット)から工具の類まで昔の街の雑貨屋さんという感じの店です。お店の店主はインド系の人で,奥さんと娘さんと一緒に切り盛りしていました。この店は,普通に英語が通じるので,ちょくちょく利用したお店です。小物をいれる収納箱や足の裏を擦る軽石,食事の時に使うランチョンマット(パリ市内の地下鉄の路線図が書かれているもので,毎日食事しながら眺めていました。大体これでパリの地下鉄と駅の多くを覚えました),洗剤,トイレットペーパー,ゴミを入れる袋(アパルトメントでは,可燃ごみとプラスティック類,ビン類に仕分けして大きなゴミ箱(週に2~3度清掃員が来て,そのゴミ箱の中身を捨ててくれます。そのゴミ箱に入れるのは24時間いつでも大丈夫です)に入れるのですが,生ゴミは頻繁に捨てるので,専用の袋(何故か紐が付いている)に入れていて,その袋をよく買いに行きました)などを購入しました。生活用品を揃えるのに以外と重宝できる店でした。

 お店には,洗濯物を干してから行くことにしました。7時前に起きて,朝食の準備をして,食事をしてからシーツと枕カバーを洗濯しました。シーツを洗濯したのはよかったのですが,物干し竿がなく,室内にシーツを干すようなところもなかったので,部屋にある椅子や小物の干し台を使って何とか干すことができました。後で雑貨屋やスーパーで物干し竿がないか探しましたがありませんでした。結局洗濯が終わったのは11時過ぎでした。選択が終わって先ほどの雑貨屋に薬入れの瓶とハンドタオルを入れる籠を買いに行きました。両方ともイメージにあったものが見つかったので,それらを買って帰りました。アパルトメントに戻るとお昼になっていたので,日本から持ってきたそうめん(卒業生がくれた小豆島のそうめん)を茹でて食べました。午後は,模型製作を行いました。日本ではなかなかゆっくり模型を作る時間が取れなかったのですが,奇しくもパリに来てそれをすることができました。気が付くともう夕方になっていて,一旦模型製作をやめて(そうしないと食事もしないで夜中まで続けてしまうので),夕食の準備をしました。日曜日は肉をガッツリ食べようと決めていたので,スーパーで買っておいたサーロイン(300gで6€くらいと非常に安く手に入れることができます。それほど美味しいわけではありませんが)をステーキにして,スープ,生野菜,バケットを食べました(お酒飲みたかったのですが,やめておきました)。食後少し模型製作を続けてから,テレビドラマ(ブラックペイン,コードブルー)を観て,21時過ぎに就寝しました。土曜日とまた違った1日の過ごし方でしたが,週末の両日とも非常に充実したものでした。