法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

2月22日

 昨日は,母の九十二歳の誕生日でした。緊急事態宣言が出る前までは,正月も帰れなかったので,久々に顔見せに行こうかと思っていたのですが,このコロナ禍でそれも叶いませんでした。兄からもこの状況で無理して戻ってこなくてよいと言われており,無理して戻って大変なことになるのも心配でしたので自粛していました。母は,昨年体調を崩して暫く入院していて,その後今年に入って退院して普段の生活に戻っていたのですが,2月19日に再び緊急入院することになり,昨日お祝いの電話もできないままの状態でした。容態自体は,安定しているようなので,まずは一安心なのですが,歳が歳なので,何時どうなるのかもわからず,ヤキモキした状態です。前回も病院でのクラスター防止から入院中の面会が一切できない状況で,今回も退院までは面会できそうにないと兄から言われました。早く回復することを願うばかりです。まあ,昨日は家に帰るまでとてもゆっくり電話している暇もないくらい予定が入っていました。朝,9時過ぎに市ヶ谷の研究室に到着し(当然家を出る前に犬の散歩は終えています。昨日も暖かだったので,たっぷり散歩することができました),メールのチェックや返信等を終えると,そのまま大学院入試の面接会場に向かいました。10時から一般入試受験者6名,社会人特別入試受験者1名,外国人特別入試の受験者3名の計10名の面接を行いました。一般入試では,リベンジ組が2名いましたが,流石に2回目ともなると先生方からの質問にも比較的まともな受け応えをしていました。ただし,学部と院で研究室を変わりたいという学生に,一年間卒業研究をやってみて,それでも院で別の研究室に行く意志が変わらない理由を話してもらいたいと聞いたところ,かなり答えに窮していました。最後何かよくわからないことをいっていたのですが,明確な説明ではありませんでした。元々上位にいて,夏の院試を受けず(面接だけの院試),今回筆記から受けた学生がいましたが,やはり成績上位者だけあって,高い点数を獲得していました。成績上位者が面接だけでよい理由が何となくよくわかった気がしました。私の研究室も2名受けましたが,筆記は惨憺たるものでした。勉強の仕方というのをもしかしたら知らないのかもしれないと思うくらいでした。社会人特別は,面談だけで私の研究室に所属する予定の方です。共同研究を一緒にされていて,会社を経営している方なのですが,コククリートのことを一から勉強したいということで,昨年は研修生として1年間大学院の授業などを受けられていました。仕事と両立しながらになるので,大変とは思いますが頑張っもらいたいものです。

 全員の面談後,すぐに判定会議を開いて合否を決めました。既にお昼を過ぎていたので,事務が用意したお弁当を食べて,その後,教室会議,臨時の教授会,専攻主任会議(大学院の研究科の各専攻主任が集まった会議で,大学院での幹部会議のようなものです),運営委員会(こちらは,学部の各学科主任,執行部,事務の主任以上が集まる学部の幹部会です)が立て続けに行われ,終了したのが19時前でした。その後,会議ででた課題などの処理を行い,20時前に大学を出ました。今週末にも教授会があって進級卒落が決まります(一部訂正が入る場合があるので,3月初めにもう一度教授会があります)。いずれにしても今週と来週が学部運営での大きな山場となります。これが過ぎると卒業式まで一息付けます。しかしながら,以前にも書いたかもしれませんが,3月に入ると次年度の準備をしなければならず,本当に貧乏暇なしといったところです。