法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

大学入試

 本日から我が大学も一般入試が始まりました。本日は,全国統一試験(いわゆるT日程と呼ばれているもの)で,受験生は2科目受験(国語+英語もしくは国語+数学,他にも組合せあったかもしれません)で,しかも去年からか今年からかは忘れましたが,英語を外部入試(TOEIC等の民間の英語試験だと思います。このあたり,教授会などで議題に出ていたのですが,全く興味がないので聞き流してしまっています)制度が取り入られて,午前中に1科目だけ受験することも可能なのです。私の大学入試の頃と隔世の感があります。これまで,一般入試の監督は年に2回程度だったのですが,今年はこのコロナ禍の影響で3回監督業務を行わなければなりません。しかもチーフ監督を2回割り振られていました。

 試験監督自体,大学に来てから何十回となく行っていますが,なかなか慣れないものです。大学の一般入試の方は,学生補助として現役の学生がつきます。今年も経済学部の学生でした。これがセンター入試(今年から共通テストに替わりましたが,試験の監督業務自体はほとんど変わっていないようです)になると,教職員だけで行うので,結構大変です。特に,チーフ監督になると他学部の先生に試験問題配ってもらったり,写真照合してもらったりしなければならず,事務方の職員の方であればまだよいのですが,同じ教員に指図するのはちょっと気が引けます。

今日は,久々に市ヶ谷での試験監督で,しかもできたばかりの大内山校舎でした。教室も40人ほどの規模でしたので,問題の配布や回収は比較的楽でした。すごくきれいで快適そうな校舎になっていて,ゲート棟からも3階から渡り廊下があって,導線もかなり改善されています(以前の55,58年館へのアクセスは大変でした)。午前中は,欠席者が2名だけだったのですが,午後は9名に増えていて外部入試を利用している学生が結構いるのに驚きました。国語か数学だけの1科目に絞って受験すればよいというのは,受験生にとってはとてもおいしい受験と言えるのではないでしょうか。

 さて,今日の入試監督で最初からちょっとやらかしてしまいました。御堀の内側での試験監督だったのと入試要領を研究室に置いていたので,朝市ヶ谷田町によって荷物を置きがてら入試要領を持ってゲート棟に向かいました。その日の朝まで入試要領を見ておらず(毎年そんなに変わっていないので,敢えて見る必要もないと思っていました),要領の中に書いてあった監督の集合時間だけを見て,それに間に合うようにいきました(9時40分集合と書かれていたので,9時30分頃到着すればよいと思い,市ヶ谷田町の校舎を出ました)。そうしたら,受付の事務の方が怪訝な顔でみて,職員カードを出してくださいと言われ,出したところ「カードリーダー」に通してくださいと言われました。後で見たら要領書に今年から感染対策の一環として,できるだけ接触を避けるための処置として書かれていました。さらに,入講カードに集合時間が記載されているので,そちらを見るように書かれていました。みると9時30分集合(厳守)と書かれていました。2分ほど過ぎていたのですが,遅刻者報告なる紙を渡されました。毎年,同じと思っていたら,痛い目にあってしまいました。さらに,皆がそろっている中をコソコソと自分の試験室のところに行ったのですが,私が座る場所がありません。そのあたりグルグル回って,ようやく自分が座るべき場所に間違って他の先生が座っているのがわかって,その先生に間違っている旨を伝えて,ようやく座ることが出来ました。

 後2回は,いずれも小金井なので市ヶ谷ほど緊張しなくてすみそうです。