法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

原稿執筆

 雑誌の原稿依頼は,そう多くはありませんが,それでも年に1~2本は書いています。昨日書いたブログで紹介したものも,昨年末に依頼されたものです。1月末が原稿の締め切りだったのですが,依頼を受けて送られてきた企画書なるものに私の依頼原稿のタイトルが書かれていたのですが,タイトルを見てもいまいち企画の意図が分からず,タイトルの下に書かれているのも私がこれまで関わった書籍が羅列されているだけで,どんな内容を書くのか示されていませんでした。他の原稿依頼のタイトルの下には,どのような内容を書いてもらいたいのかが書かれているのですが,私のところだけ書籍の羅列で,他の依頼者の内容と明らかに異なるというか浮いているタイトルなのです。企画書を送ってきたメールにもどういう内容を書いて欲しいのか書かれていませんでした。また,通常雑誌の原稿依頼の場合,依頼書,企画書,バックナンバーを送ってくるのですが,それさえもなく,どのような論調とすべきかも分かりませんでした。

 こういういい加減な企画の場合,大体編集者が何も考えていないで,思い付きで適当に原稿依頼していることが多いので,こちらも前後の原稿依頼者のタイトルと私の依頼タイトルから類推して原稿を書きました。当然,タイトルも内容に合わせて変更しました。締め切りに間に合うように原稿を送ったのですが,受領したという返信もなく,どうなっているのかと思っていたら,昨日メールの返信があり,あなたは依頼した内容を執筆していないので,こちらで修正しましたという内容て,私の送った原稿の半分以上に赤い取り消し線を入れて,編集者が勝手に文章付け加えてあるものが添付されていました。コイツ,人の事舐めているのかと頭に血が上り,すぐさま「あなたの企画自体良くわからなかったので,私なりに依頼内容を解釈して原稿を書きました。気に入らないのであれば,辞退します。原稿取り下げてください」とメールの返信をしました。こちらは,それなりの時間をかけて書いた作品を何の返答もなくいきなりめちゃくちゃな文章にされて突っ返されて怒らない人はいないと思います。どういう輩か知りませんが,それなら自分で好きなように書けばよいではないかと思いました。

 相手のことも理解せず,相手がどんな気持ちかも知らずに一方的なことをする輩は,一番嫌いな奴です。原稿受けとって,自分が意図していた内容と大きく異なるのであれば,まずは相手に再度企画の内容と執筆内容の変更なりを伝えてきて,もう一度内容を見直してもらいたいというのが筋だと思っています。そんなこともできないで,いきなり人の文章半分以上削って,自分の書きたいことを付け加えるなど編集者の風上にも置けない奴だと思いますし,編集者辞めた方がよいと思います。自分が常に正義だと勘違いしている輩にこういうのが多いと思います。新聞記者や雑誌の記者で,事件などでの釈明会見で,自分が裁判官にでもなったような口調で質問というよりも裁いているようなのがたまにいるのですが,自分の立場を全く理解していない大バカ者で,すぐさま記者などというものを辞めるべきだといつも思います。今回の編集者もこの類だと思っています。このように書いていて,また腹が立ってきました。この憤りをどこにぶつけたらよいのか,暫くイライラが続きそうです。