法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

初孫誕生

 昨日の午前3時8分,息子夫婦のところに待望の第一子が生まれました。女の子で体重は2800g,母子ともに健康です。予定日より3週間ほど早かったのですが,特に問題もなく,陣痛が始まって5~6時間で生まれているので,お産自体も比較的軽かったようです。

 私もとうとう爺さんの仲間入りをしました。この災禍で息子も病院に入れず,面会もできないので,看護師さんが撮っていただいた写真や動画を観るだけとなっています。私たちも当然会いに行くことはできないので,対面できるのは相当先になりそうです。

 私が父親になったのは,今から31年前で,その日は日曜日でしたが,会社に行って仕事をしていました。前日の夜に妻の実家から陣痛が始まったので,病院に連れていくと連絡をもらっていたのですが,翌朝になってもまだしばらくかかりそうだということだったので,会社に行っていました。夕方近くになって,義母から生まれたとの連絡が入りましたが,こんな時まで会社に行っていなくてもと言われました。ドラマみたいに病院の待合室で今か今かと待つような気分でもなかったですし,仕事をしていた方が,よほど気が紛れてよいと思っていました。連絡を受けて,病院まで行って(勤務先が飛田給で,病院が仙川だったので,20分位で病院に着いたと思います),我が子を見て最初に思ったのは,手足の指も5本ずつあって,五体満足そうだということでした。よく誰に似ているとか言いますが,その時は真っ赤な顔をしたお猿さんみたいだなとしか思えませんでした(だから赤ちゃんなのですが)。そんなに長くいないで(20~30分くらいだったと思います),帰ろうとしたら,妻からもう帰ってしまうのかと言われました。ずっと見ていても飽きないでしょと言われたのですが,その時はまだ実感が涌かなかったのか,産んだばかりで疲れているのだから,ゆっくり寝ていたらよいとか何とか言って帰った記憶があります。

 二人目の時は,ちょうど社外に出ていて,会社に戻ったら実家から電話があった旨の伝言があり,電話したらもうすぐ生まれるとのことだったので,病院(一人目と同じ病院)に向かいました。病院に着いた少し前に生まれたようで,看護師さんが連れてきて抱かれますかと言われたのですが,凄く小さくて抱くのが怖くて(二人目だったので抱き方わからないわけではないのですが),結構ですと言って顔だけ覗き込んだと思います。

 あれから30年以上経って,自分の子供が親になるときが来るのは分かったいたのですが,よちよち歩きしながら,私の後についてきた子が父親になったというのが,何かとても不思議な感じです。

 まだ,当分先のような気がしますが,この災禍が収束し,早く孫の顔をゆっくりみたいものです。何か爺バカになりそうです。