法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

ワクワク気分

 先日,ゴム動力プラ子さんのブログで,子供時代の話が書かれていました。すごくワクワク気分になる話を読んでいて,自分も子供の頃はそうだったなと思いながら,そういえば今はどうなのかとふと思い始め,ちょっとそのことを書いてみました。

 歳をとってくると,子供の頃のようにワクワクした気分というのがほとんどなくなってきたように思います。明日,何処かに出かけるとか,お誕生日に何か買ってもらえるとか,もうすぐ夏休みになるとか,日常の大したことないことでも,小学生の頃は気分が高揚(ワクワクした気分)したのを覚えています。逆に,昔だったら絶対泣かないようなドラマの場面でも,最近ではすぐ涙腺崩壊してしまいます。特に,動物関係のドラマやドキュメンタリーでの悲しい場面では画面をみていられなくなることがあります。

 感受性が歳とともになくなっているわけではなくて,むしろ強くなっている(ちょっとしたことで喜怒哀楽(怒ったり,泣いたり)が表に出てくる)ような気がします。最近,自分の中でワクワクした気分になったのは何かと考えるのですが,すぐには思いつかないのです。昔だったら,すごく欲しかった本やプラモデルを,今ではすぐ手に入れられてしまうからなのか,食べたいと思うものもお金さえ出せば食べられるからなのか,考え始めたら何も思いつかない自分がいます。

 最近では,朝起きて,朝食を食べて,出かける支度して,犬の散歩に行って,大学に行って,今日やると決めたこと(大体半分くらいしかできないことが多いです。想定している以外の仕事も結構あったりもします)をこなして,昼食を食べて,昼寝して,また仕事して,時間が来たら(大体何もない時は自分で帰宅する時間を決めています)家に帰って,風呂に入って,食事して,犬と戯れながらテレビを観て寝るという生活を繰り返しています。別につまらないわけでもないですし,日々学生たちと接しているといろいろ刺激をもらったりもしています。

 初孫に初対面するからと言って,前日嬉しくて眠れなかったわけでもありませんでした。確かに,最近は手を動かす(パソコンに向かって文章書いたり,計算したりではなく,物を作る,プラモデルを作るといったこと)ことをしていないので,それもメリハリのない生活というか気分になっている一因なのかもしれません。ここ数ヶ月飲み会もしていないので(週末,家族での家飲みはしています),ストレス発散していないから,こんなこと考えてしまうのかもしれません。

 小学生の時に,どうしてもゴジラのプラモデルが欲しくて,親にせがんで街中のおもちゃさんや模型屋さんを回って,ようやく見つけた時のあの喜び,家に帰って枕元に置いて,説明書を何度も何度も読んだあの昂揚感,またあの興奮を味わいたいと思っています。また,山積みしているプラモデルを引っ張り出して,作り始めたらワクワク気分が戻ってくるかもしれないので,この週末やってみようと思います。おっと,その前に片付けないといけない仕事がいろいろありました。こんなだから,なかなかワクワク気分になれないのかもしれません。今日は,何となくボヤキになってしまいました。明日は,ワクワク気分に一杯させてくれた海洋堂のことを書いていきたいと思います。