法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

曾孫に初対面

 先週の土曜日に私の母と息子の娘(曾孫)が初対面しました。初孫は四月に生まれたのですが,息子夫婦の勤務先である新潟で生まれたので,以前にも書きましたがこのコロナ禍で会うこともできず,私自身も緊急事態宣言が解除された後初めて対面しました。母は,今年91歳でまだまだ元気なのですが,さすがに岐阜から新潟まで行ってもらうのは憚られていました。今回,息子夫婦が嫁の実家である横浜(鶴見)に来る用事があるということで,東京までであれば新幹線一本で来られるので,ちょうどよい機会でもあり,母に新横浜まで来てもらうことにしました。当初は東京で会う予定だったのですが,息子の嫁の実家が鶴見であり,最近の新型コロナの感染状況を鑑みて,東京よりも新横浜の方がまだましではないかということで(五十歩百歩ですが),新横浜の駅近くのホテルで会うこととなりました。さすがに一人で岐阜から来るのは大変なので,私の兄が付き添ってきてくれました(兄もまだ会っていなかったのでちょうどよい機会かと思い,お願いしました)。

 母は,以前大腿骨を骨折していて,一時は歩くのも大変だったのですが,一生懸命リハビリして普通に歩けるまでになりました。2年前までは杖なしで歩いていましたが,さすがにここ最近は杖をつきながらになりました。それでも一人で歩けるので,自分の母親ながら感心しきりです。話すのもしっかりはしているのですが,同じ内容を何度も繰り返して話をするようになり,年相応にボケてきてはいます。それでも,ちゃんと相手の言うことは理解できているので,まだまだ大丈夫かなと思っています。

 さて,曾孫との初対面で,私の母に抱かれても特に泣くこともなく(最近人見知りが始まったそうで,初めての人は大抵ギャン泣きするそうです),大人しく抱かれていました。兄が抱いた時などは,笑っていたのには息子夫婦が驚いていました。私が抱くと口をへの字にして今にも泣きそうだったので,早々に嫁に渡してしまいました(先日のお食い初めの時は泣かれてしまいました)。皆からは,泣くと思って抱くから駄目なんだと言われましたが,私の兄が抱いた時の表情と私が抱こうとした時の表情は全然違っていたので,孫なりに何か感じるものがあるのではと思っています。

 ホテルの和食のレストランで,皆で2時間半ほどの食事をした後,そのまま母と兄は岐阜に戻っていきました。ほんの3時間ほどの滞在でしたが,母はとても満足した様子で新幹線に乗り込んでいきました。曾孫との初対面でしたが,今は便利な時代で動画や画像が簡単にアップできるアプリがあって,毎日息子夫婦がアップするので,それを兄が母に毎日見せていることから,母曰く,初めてあった気がしなかったけど,やっぱり画面見ているのと自分の腕で抱くのとでは全然違うと言ってニコニコしていました。今回の初対面で,少しは親孝行できたかなと思っています。私自身も孫に会うのは,これで3回目ですが,このコロナ禍が収まらないとまた何時会えるかわかりません。今日も嫁が画像と動画を送ってきているので,家に帰ってからゆっくり見たいと思います。ということで,そろそろ家に帰ることとします。