法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

寛幸

 昨日は,義父・義母の結婚60周年(ダイヤモンド婚式というそうです)と義弟夫婦の結婚25周年(銀婚式)の御祝いの会を銀座の寛幸というお店で行いました。寛幸は,歌舞伎座の裏で東銀座の駅のすぐ近くのビルの6階にある日本料理店です。

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 お店のコンセプトは,「第択な家庭料理」で,カウンター6席のみで,落ち着いて日本料理をいただくことができます。元々義弟夫婦が懇意にしていて,お正月だったかの妻の実家の集まりの際に,銀座に日本料理の店があって,そこの大将が岐阜出身で,明方ハムを焼いて出してくれて,飛蔵子という岐阜のある酒屋でしか売っていない日本酒を出してくれたんですがとても美味しかったですという話を義弟がしてくれました。明方ハムは,昔から実家でよく食べていたもので,確かに一度食べると病み付きになる美味しさがあります。これを食べると実家に戻ったような気分になり,岐阜の実家に帰った時はお土産に必ず何本か買って帰ります。明方ハムは,家族全員も大好物で,こちらでなかなか売っていないので,なくなると実家に頼んで送ってもらったりしています。飛蔵子は,岐阜市岐阜高校の近くにある藤井商店というところでしか販売していない日本酒で,芳醇な香りと癖のない味なのですが,すごく深みのある味でとても美味しいお酒です。寛幸は,一人何万もするのでちょっとやそっとではいけないお店なので,まずは飛蔵子を購入することにしました(義弟曰く,お店で明方ハムを焼いてもらって,飛蔵子で一杯やるのが最高ですとのことなので,一度試してみたくなったためです)。最初,話を聞いた翌日か翌々日に岐阜に行く予定があったので,兄の運転でお店まで行ったのですが,閉まっていて買うことができませんでした。兄に,時間のある時お店行って買ってきてほしいと頼んで帰京しました。その翌週に兄から2本飛蔵子が届きました。飲んでみると確かに美味しくて,肉にも負けない力強い味わいがあって,これなら明方ハムとよく合うなと思いました。この飛蔵子,妻と娘がいたく気に入って,それから岐阜に戻ったときは,藤井商店に行って買って帰るようになりました。何回目かの時に藤井商店の御主人にどうして飛蔵子はここでしか売っていないのですかと尋ねたことがあります。飛蔵子は,元々岐阜県加茂郡八百津町の酒蔵で醸造されたもので,そこの杜氏さんに頼んで藤井商店さんのためだけに仕込んでもらったお酒だそうで,ラベルも御主人が自ら作ったものを貼っているそうです。

 こんなおいしいお酒と美味しい料理を出している寛幸に一度行ってみようということで,去年の夏に妻と娘と一緒にお店に行きました。出された料理はどれも絶品で,料理に合ったお酒を大将自ら選んでくれて,三人とも至福の時を満喫したのを覚えています。今回は,二つの御祝い事でもあるので,妻からやはり寛幸がよいのではないかといわれ,義弟に予約を取ってもらったのです。今回も絶品料理を満喫することができました。なかなか普段行くことができないところですが,また機会があったら行ってみようと思っています。