法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

SECOM

 数年前,私の家の二軒先に空き巣が入る事件がありました。それをきっかけに私の家の周りの人たちはこぞって警備会社と保安のための警備システムの契約を結びました。私の家も取られるようなものはありませんが,最近では泥棒と出くわして殺傷事件になることがあるという話を聞いたので,そんな物騒なことが起こったら大変と思いSECOMと契約をしました。警備会社との契約は,確か私が在外研究に行くことが決まっていて,家に妻と娘と犬しかいなくなってしまうのもあったと思います。契約は,いろいろなパターンがあったと思います。私の家は,外部からの侵入しそうな扉や窓にセンサを取り付けて,作動中に窓や扉が開くとすぐに警備会社に連絡が行って,解除の連絡がなければ警備会社の方が直接家に急行してくれるものを選びました。私が在外研究に行っている間は,毎日作動させていたそうです。私が帰国してからも継続して契約することにしました。最初のころは慣れなくて,警備システムを作動させたまま,朝窓を開けてアラームが鳴って慌てて解除したことが何度もありました。最近は,慣れてしまったことと,外出時にイチイチ警備システムを作動させると帰宅時に解除するのが面倒になって,私が最後に出るときは作動させるのをしないで出てしまうことがよくあります。

 昨日というか今日の夜中の1時に突然家の鍵が開いて,下から男の人の声がしました。私は熟睡していたので,犬が吠える声でようやく目が覚め,目ボケ眼で玄関に行きました。そこには,SECOMの方がいて“御宅は停電になっていませんか?”と聞かれました。部屋の明かりのスイッチを入れると付いたので“停電はしていませんが”と答えると“警備システムが突然ダウンしましたので,御宅に何度かお電話しましたが,出られませんでしたので何かあったのかと思い,スペアキーで家に入りました”といわれました。リビングでついているはずのDysonのヒータが止まっていました。“ブレーカの場所はどこですか”と聞かれ,キッチンに行ってみるとリビング周辺のブレーカが落ちていました。“このブレーカのところにシステムの電源もあったので,これでダウンしたようです。これから復旧します”といわれ,ブレーカを上げて1分ほどでシステムが復旧しました。その間,私は犬がとびかからないようにしっかり押さえていました。頭が朦朧としているところに,“システムも復旧しましたので,これで戻ります”といわれ,開けたスペアキーを取り出して袋に入れて“この袋のところにサインしてください”といわれました。家の鍵を使用したことを確認してもらうためだそうです。SECOMの方が帰られた後,妻が下りてきて“Dysonのヒータ強力だから,それでブレーカ落ちたみたい”といいました。実は,リビングのエアコンは家族が寝た後は切るようにしていたのですが,リビングで寝ている犬が寒そうにしているので,部屋全体温めるよりは,ヒータの方がよいのではいうことで寝るときにヒータを付けるようにしました。それを前日から始めたのですが,初日は何もなかったので,大丈夫と思っていたのです。初日は,ブレーカが落ちる寸前で辛うじて堪えたようだったのですが,2日目は電流オーバーでブレーカが落ちてしまったみたいです。今日からは,犬用の床暖で様子を見ることにします。