法政大学コンクリート材料研究室

法政大学コンクリートの活動報告

入試監督(その4)

 昨日で私が担当する入試監督も終了しました。合計で3日間も拘束されるので,結構他の仕事が溜まってしまって大変です。学生からは,卒論の最終確認どうなりましたかとSlackやメールがどんどんきますし,大学からは提出期限が今日ですが,資料できていますかと督促がきたり,成績もつけたりしないといけないですし,次年度のシラバスも入力しなければなりません。12月が師走といわれて,師も走るくらい忙しい時期と言われていますが,旧暦で考えればちょうどこの時期が大みそかから新年に代わるときなので,本当に全速力で走らなければならないほど忙しい時期と言えます。こんな時に,3日間も何もしないでじっとして監督していなさいと言われるのですからたまったものではありません。

 愚痴はこれくらいにして,昨日は前回と同じで文系の入試の監督でした。午前中が英語,午後は国語と選択科目(地理,数学,政治・経済,日本史,世界史の中から1科目選択)です。経済学部,社会学部,スポーツ健康学部の入試でしたので,女子の比率はそれほど高くありませんでした(大体2割程度)。担当した試験場は,60名の定員で欠席が5名だったと思います。元々割り当てられていた教室から移動になっていたので,受験予定数が減ったと思います。それであれば,免除してくれればよいのにと思いながら,東館地下一階の学生食堂に向かいました。

 チーフは,市ヶ谷の学部(またも名前を聞くのを忘れてしまいました)の女性の教員の方で,もう一人は多摩の事務の若い男性でした。当初は,チーフ監督に割り当てられていたのですが,教室変更でチーフを外されましたので,今回も気楽に監督することができました。60名の定員の半分を私が担当しましたが,今回もやはり変な受験生が一人いました。前回のようにいろいろ言う受験生ではなかったので良かったのですが,遅刻してくるところは同じでした。チーフ監督が試験上の注意事項の説明が終わり,問題冊子,解答用紙も配り終え,写真照合も済んで後は試験開始の合図を待つばかりという時に入ってきました。風貌で決めてはいけないですが,金髪で凄い厚手のダッフルコート着て,凄く大きな布袋を持っていました。袋からはゴミのようなものが飛び出していて,何となくですが浪人生のという風貌でした。

 試験開始3分前に着席し,筆記用具などの用意をした時には既に開始時間となっていました。とりあえず,問題冊子と解答用紙を渡して,写真照合をするためにマスクを下げるように言いました。マスク下げて本人確認したまでは良かったのですが,その後マスクを鼻出し状態で試験を受け始めました。最初鼻まで上げたと思ったのですが,マスクが緩いのかすぐに下がってきてしまうようで,それを上げようともしませんでした。仕方ないので,見回る度にマスクを上げなさいと注意して,素直にその時は上げるのですが,下がってくるとそのままで試験を受けていました。チーフ監督と話をしましたが,咳をしているわけではないので,気が付いた時点で何度も注意するしかないということになりました。

 もう一人鼻出しマスクの輩がいて,何故か金髪でヤンキーっぽい風体でした。この子は時々咳をするので,その都度注意しに行きました。言われると素直にマスクを上げるのですが,暫くするとまた下げて試験していました。昨日は,そんな繰返しで試験監督が終了しました。おかけで,眠くなることもなく監督をすることができたのですが,気分的には濃厚接触まで行かないものの,あまり気分がよくはありませんでした。試験終了後は,入念に手洗いをし,服に除菌スプレーをしっかり噴霧したのは言うまでもありません。